中国渡航準備(申請) 2022年9月現在
日本では COVID-19 の影響が続く中、ヨーロッパを中心にノーマスクが進み経済も含めて元に戻りつつありますが、逆にヨーロッパ以外では未だ規制があり、日本も141カ国から規制を受けています。
(外務省HP参照、20220/9/27更新)
そんな中、中国への渡航機会があったのでここにまとめようと思います。
1. 渡航必要期間
2022年9月現在、中国の隔離政策で7日間の集中隔離+3日間の自主隔離が必要です。
(3日間の自主隔離は省、市によっては3日以上です。)
また、航空機は大体の都市で週1の運行です。
なので渡航は2週間からになります。
2. 出国に向けて
出国には通常の渡航準備以外に事前に以下が必要です。(2022年9月現在)
※頻繁に必要書類が変わるそうなので必ず外務省、大使館、航空会社、旅行代理店のHPを確認してください。
①ビジネスビザ
②グリーンコードの取得
搭乗時に提示、コードスクショ不可
③税関出入国健康申告
入国時に提示、入国後隔離ホテルまで何回も提示、コードのスクショ可
④支付宝(Alipay)、WeChat の設定が完了した中国用のスマホ
隔離ホテル内でのやりとり、外出用の健康コード(②、③とは別物)、ビッグデータ工程コードを取得
3. ビジネスビザ
入国に必要
ビザの取得には通常1月ほどかかるようなので余裕を持っての手続きが必要です。
今回、旅行代理店を通しての申請だった為、申請から取得まで1週間でした。
ビザ申請の書類は visaforchaina.cn で作成します。
これはあくまで書類作成でありビザのオンライン申請はできません。
必ず申請センターに出向く必要があります。
また、中国企業からの招聘状が必要です。
個人でビザ申請する際は認証で申請日の予約を忘れずに
中国ビザの申請に必要な写真の注意点
①48 mm x 33 mm
②白背景
③白背景と被らない服装
④耳が確認できる
メガネをかけていた方が耳を認識してくれるかもしれません。
私は証明写真機で撮影し、印刷せずスマホに転送。
iPhone なら美肌証明写真というアプリでサイズを指定し、セブンで余白有りの画像を印刷しました。
4. グリーンコード(HDC)の取得
出国時に必要、荷物の預け入れに提示
スクリーンショットは不可
グリーンコードの取得には2回のPCR検査結果が必要です。
①1回目の検査
渡航の2日前
中国政府指定の病院から選択
②2回目の検査
飛行機の搭乗時時刻24時間以内
中国政府指定の病院から選択
PCRの結果は検査から4〜6時間ほど必要
上記のPCR検査の結果を https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/ に登録します。
※アドレスが古くなる可能性もあるので必ず最新を確認
グリーンコードの申請は搭乗日の前日18時までに済ませる必要があります。
※搭乗時間により締切が違うこともあるので注意
搭乗時刻が午前中の場合、2回目の検査結果からグリーンコード取得までの時間があまりないので注意が必要です。
グリーンコードを申請すると確認画面で審査中を示すオレンジ色のQRコードが表示されます。
審査結果は2時間ほどで出ます。
無事取得できるとグリーンの動くQRコードが取得でき、ダメな場合は指摘事項が出るので修正し、再申請。
再申請は18時以降でも可能でちゃんと見てくれる。
大使館員は23時まで見てくれるみたいです……
グリーンコード取得の注意点
①18時までに申請 ※搭乗便によって違うかも
②登録の電話番号は日本の携帯でもok
③検査日の入力は1箇所のみで1回目の検査日を入力
④検査結果の貼り付け場所も1箇所のみだが+を押して2回分を貼り付け
⑤添付は画像のみ対応なのでスマホで撮るなどする
⑥最後の方のvisaなどの添付ではvisa、eチケットなどの航空券、旅行工程表を画像で添付
5. 税関出入国健康申告
入国時、および隔離ホテルまでに複数回提示
※スムーズな入国をするため?に中国政府から搭乗前に登録をする様に言われいるようなのであらかじめ登録が必要です。そのため荷物の預け入れ後に確認されます。
申請は搭乗時刻の24時間前から可能です。
税関出入国健康申告を https://htdecl.chinaport.gov.cn で行います。
※アドレスが古くなる可能性もあるので必ず最新を確認
税関出入国健康申告の注意点
①mobile phone は自分の番号で可能
国際番号+81はつけないで国内にいるとき同様0からの番号を入力
ex. 09012341234
②Contact person in China は中国国内で使う番号を入力
ただし、+はなどの記号は使えないので00で代用
ex. 0086-12345678901
6.支付宝(Alipay)、WeChat の設定が完了した中国用のスマホ
入国後に必要になります。
隔離ホテルでの案内、隔離後に行動するための各省、市ごとに健康コード取得のために必要です。
また、外出先ではお店の出入り口でQRコードを読み取りビッグデータ工程コードを取得するために必要です。
公共機関、大きいお店ではほぼ必須。
Alipay、WeChatのどちらかしか対応していない場所もあるので両方必要です。
入国後でも登録はできますが現地で焦らないためにも事前に済んでいるのがベターかと思います。
7. その他
QRコードの提示を求められた際はスマホの画面を最大まで明るくしとくと読み込みがスムーズです。